バリアフリー住宅

”バリアフリー”とは、障害を取り除くという意味で、特に高齢者や身体障害者が生活する際、できるだけ支障がないようにすることを言います。近年、高齢者の住宅での死亡事故は年々増え続けていますが、間もなく日本では、4人に1人が高齢者、という時代がやってきます。

高齢者の住宅での自己の中で最も多いのは、浴室での死亡事故です。入浴中に溺死してしまうというケースが大半です。冬場、暖かい部屋と寒い浴室との温度差は大きく、入浴の際に血管が収縮して血圧が上がり、急いで浴槽に入れば血管が急激に拡張して血圧が低下します。これによって意識が一瞬失われ、溺死してしまうというケースが多いようです。

これを防ぐためには、住宅全体の温度差をなくすことが一番ですが、完全に実現するためにはかなりコストがかかってしまいます。簡単にできる方法としては、浴室などの水回りに、暖房を設置することである程度解決できるでしょう。

この住宅内での温度差が大きいというのは一戸建ての場合に多く、鉄筋コンクリート造のマンションではそれほど温度差はなく、一戸建てと比べると冬は暖かい傾向にあります。そういう意味では、寒さ対策も、防犯上においても、お年寄りには住宅はマンションの方が向いていると言えるのではないでしょうか。

次に住宅内で危険な場所として挙げられるのは階段です。安全性を高めるためには階段の勾配をゆるやかにして、手摺を設置することです。
また、住宅のバリアフリーで最も一般的なのは、床の段差を無くすことでしょう。各部屋の出入り口の段差を無くすことが理想的です。

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